管理人の本棚からビジネスパーソンにお勧めする「ビジネスパーソンが読みたい本」シリーズ。
4回目の今日は水曜どうでしょうのプロデューサーである藤村忠寿氏と嬉野雅道氏の共著「仕事論」をご紹介します。
水曜どうでしょうと仕事
このブログを読んでくださっている方はご存知かもしれませんが、管理人は「水曜どうでしょう」が大好きです。
水曜どうでしょうを見ることで「これがチームで仕事をするということだよなぁ」と思いますし、そんなに難しいことを考えなくても、人生に疲れた時、仕事が大変な時、人間関係に悩んだ時、折に触れて水曜どうでしょうを見ることで何度もピンチを乗り越えてきました。
「自分を忘れて楽しむこと」もでき、「自分を見つめ直すこと」もできる。
それが水曜どうでしょうの素晴らしいところであると管理人は思います。
こういう番組、なかんずくバラエティ番組というのは他にないのではないでしょうか。
「仕事論」はミドルに勧めたい
ここでご紹介する「仕事論」という書籍は、水曜どうでしょうのプロデューサーである藤村忠寿氏と嬉野雅道氏による「仕事とは何か?」という本です。
もちろんこの二人の手によるものなので、あまりにもオーソドックスすぎることは書いていません。
特に嬉野Dの言葉は
「本当にそれでいいの!?」
と驚いてしまうようなことも書かれています。
もともとクリエイティブな業界で活躍されているお二人のことでもあり、テクニックとしては使いにくい面もないではありません。
とは言えこの書籍「仕事論」に書かれた言葉は、ビジネスパーソン、特にミドル層の方にはぜひ読んでいただきたい。
はっきり言えば入社から数年しか経っていない若い方にはあまりお勧めできません。
仕事とは何か?
この本はある程度実績を積み、自分の経験を人に語れるようになり、それでも迷うミドルが
「自分はこのままでいいのか?」と考え直す、あるいは「自分はこのままでいいのだ」と思いを新たにする
内容であると思うのです。
もちろん、若い方が読んでいけないということはありません。
しかしここに書かれていることが本当に理解できるのは、ある程度の経験を積んできたミドル以上だという気がします。
一つ一つの言葉には触れませんが、管理人はこの本を読んだことが「自分が本当にやりたいことは今の仕事なのだろうか?」と考え直すきっかけになりました。
水曜どうでしょうが好きな方のみならず、多くのビジネスパーソンに読んでいただきたい書籍です。
それでは今日はこの辺で。
明日は「ボールペンにこだわろう」を予定しています。