管理人:SMEの生態

こんばんは。SMEです。

いつも偉そうに記事を書いていますが、写真も出してませんし、管理人がどんな人か分かりにくいですよね。

たまには自己紹介をしようと思います。

…何? いらない?

 

 

高校卒業まで

はてなのプロフページにも載っけていますが、管理人は1982年生まれの36歳(2018年現在)です。

もともとは山形県天童市という、将棋の駒と、将棋の駒と、将棋の駒が有名な土地で生まれ育ちました。

ほかに有名なのは将棋の駒、あとは特産品として将棋の駒があります。

つまり将棋の駒以外に有名なものは何もないと言っていいところです。

管理人はそこで蕎麦とラーメンを主食のようにして育ちました。

 

ちなみに山形県の内陸部というのは米どころながら蕎麦屋がバカみたいに多く、あるデータによると蕎麦屋の数は長野県に続いて第二位。

さらには「日本で一番ラーメンの消費量が多い県」なんてことを言われていまして、実際管理人も高校の頃、授業が終わると友人たちとよくラーメンを食べに行っていたものでした。

 

ちなみに岡山県生まれの妻(同い年)は高校の頃、授業が終わると友人たちとファミレスに行っておしゃべりをしていたそうです。

これは男女の違いなのでしょうか?

それとも県民性の違いなのでしょうか?

お世話になった学校近くの某ラーメン屋さんには悪いのですが、どうも

「授業が終わって友達とファミレスでお茶をする高校生」

に比べると、

「授業が終わって友達とラーメン屋に駆け込んで大盛りを頼む高校生」

物凄く頭が悪そうです。

ちなみに管理人が高校生の時は山形南高という男子校に通っていまして、そこそこ進学校だったはずなのですが覚えていることといえば学食のカレーを食べたのに弁当もしっかり食べていたこと、冬場はみんなでコンビニに肉まんを買いに行ったこと、教室で火を焚いて鍋をしたこと(最低)、友人が学食で買ってきたCCレモンを、そいつがちょっと席を外した隙に飲み干したことなど、物を食べていた記憶しかありません。

こう書いていると何だか、上記の妻と管理人の違いは単に個人の問題に集約されるような気がしてきた管理人です。

 

 

大学受験へ向けて

小学校から中学・高校とさっぱり勉強しなかったのですが、管理人は何となくぼんやりと京都大学に行きたいな」と思っていました。

理由はただ一つ、かっこいいからです。

しかしさっぱり勉強せず、さらには200点満点の数学のテストで1点を取っても自分で勉強をするでもなく

「授業で先生が教えてくださるのに理解できないことが、自分でやってできるはずがあるだろうか。いや、ない(反語)

というやけに物分かりがいいんだか世間を舐めているんだかわからない態度の高校生が京都大学に入れるはずなどありません。

 

しかし中学の頃から始めたバンドに次第に夢中になり、

「東京に行ってミュージシャンになろう」

というこれまた世間を舐めた夢を抱き、

「英語と国語だけで入れる中で一番有名な大学に行けばいいや」

という人間のクズのような考えのもとで早稲田大学の第一文学部というところに進学することになりました。

(今は学部の再編もあって国英社の三教科が必須のようですが、当時は国英小論文の三教科で受けられたのです)

 

こう書くと「勉強しないで早稲田は嘘だろう」と勘ぐる向きがあると思うので先に書いておきますが、管理人は勉強はさっぱりしなかった代わりに、高校時代は一日に平均で本を2冊読んでいました。

またバンドではギタリストの好みでガンズアンドローゼスとかエアロスミスなんかをカバーしており、歌詞を自分で訳して覚える、という作業を毎日していました。

(どうでもいいんですが当時の歌詞カードというのはプロが訳しているはずなのにそもそもの文法も単語も間違いだらけで、管理人は自分で歌詞を聞き取って訳し直す、みたいなことをしていました)

当時の早稲田の小論というのはポストモダニズムについて書けば合格点をもらえる」というとんでもない噂があったのですが、管理人もこの例に漏れず無理やりポストモダンについて小論文を書いた記憶があります。

今の早稲田がどうか分かりませんが、少なくとも一日に2冊本を読んで、毎日英語の歌詞を一曲分ノートに写して自分で訳せばそれなりに国語と英語の学力はつくはずです。

というわけで、全く勉強していないため「早稲田のレベルがどれぐらいなのか」も分からないまま管理人は早稲田を受けたわけです。

 

 

大学受験編 

今でも覚えているんですがまさか父も管理人が勉強もしないまま本気で早稲田を受けるとは思っていなかったらしく、直前までホテルも取っていませんでした。

「お前、本気で早稲田受けるの?」

「うん。」

という至極あっさりした会話の後で慌てふためいたように父が旅行代理店に行ったのですが、すでに大学にアクセスがいいホテルは満室。

かろうじて池袋にあるホテルメトロポリタンの何だかやたら高い部屋が一部屋だけ空いていて、

「お前、高かったんだから受かれよ」

という、管理人の将来よりホテル代の方が気になっていそうな父の一言に背中を押され、管理人は単独東京に向かったわけです。

ちなみにこのホテルでは受験前日なのに酒を飲んだ上に(もう時効なんで大丈夫でしょう)、飯を食うところに困ってホテルに入っている「ほり川」という高校生にはどうなのかという寿司屋に入ってしまい、さらには箸を落とすという失態を犯しました。

受験の前日に箸を落としたんですよ。

普通なら気が動転して受験どころではなくなるはずなのでしょうが、そもそも早稲田のレベルを知らなかったのと(偏差値の概念もよく分かっていなかった)

「受からなかったら家出して東京に来ればいいや」

と思っていた管理人は高校生らしくしっかり有料チャンネルを見てから眠りについたのでした。

(続く)