こんばんは。SMEです。
みなさん、敬語使ってますか?
いや、会社にいる時や取引先に行った時以外の話です。
店員に敬語で話す人は周囲の信頼も厚い
上司や部下、あるいは同僚と食事に行ったりコンビニで買い物をしたりすると、管理人は
「その人が店員さんにどういう態度をとっているか?」
が気になります。
見ていると年齢・立場・役職など関係なく、普段から周りに気配りができてマネジメントが上手な人、あるいは後輩への教育が上手な人は店員さんにも丁寧に敬語を使っています。
逆に仕事でも周りに気配りができていない人、部下を怒って言うことを聞かせるだけの人は、概ね店員さんにも態度が悪いです。
別にこのブログは「人としての生き方を説く」という趣旨ではありませんし、管理人自身も人に生き方を説けるほど立派な生き方をしているわけではありません。
ですが単純に「ビジネス」という視点だけで見ても、店員さんと敬語でやりとりができる人は、周囲の信頼も厚いです。
なぜ態度が大きくなるのか?
ではなぜ、態度が大きくなってしまうのか?
管理人が考察するに、これは
「無意識のうちにマウンティングをしているかどうか」
ではないかと思っています。
店員さんに敬語を使っている人というのは、相手を対等な一人の人間として扱っているのでしょう。
逆に店員さんに態度が悪い人というのは、
「金を払っているのだから俺の方が上」
「コンビニの店員より俺の方が上」
という意識がどこかにあり、それが社内でも部下や後輩に対して、あるいは仕入先など「こちらがお金を払う相手」に対して出てしまうのです。
「いや、俺は上司だろうが顧客だろうが、言いたいことははっきり言ってやるんだ」
という方もいるかもしれませんが、それも結局は同じことなのではないかと管理人は考えます。
店員さんに態度が大きいと「萎える」
管理人が以前、入社したばかりの会社で新しい上司とスターバックスに行った際、上司がお店の方と
上司「(商品名)ね」
店員「かしこまりました」
上司「忙しいんだから、速くしてよ」
というやりとりをしているのを聞いて
「この人と同じ席につくの、恥ずかしいな」
「っていうか、この人の下で働くの嫌だな」
と感じたことがあります。
一緒に働く人が店員さんに偉そうにしているのを見て
「いやぁ、かっこいいな」
と思う人は、多分いません。
よくて「何も思われない」か、「この人と働きたくないな」と思われるかどちらかです。
普段の行動が蓄積される
別にお店で店員さんに偉そうな態度をとるわけではなくても、多くの人が聞かれたこと以外には答えないのではないでしょうか。
しかし、ビジネスシーンでの立ち居振る舞いというのは一朝一夕に完成されるものではありませんし、普段からの言動がふとした時に出てしまうものです。
普段からお店で買い物をしたり、バスやタクシーに乗ったり、自分がユーザーとして誰かと接する時、
「ありがとうございます」
とお礼を伝えることができる人は、部下や後輩などに対しても無意識のうちにお礼を伝えられていると感じます。
普段からお礼を言おう
「課長、資料できました!」
と言われた時に、
「おお、できたか」
と言われるのと
「忙しいのにすぐやってくれて、悪いな。ありがとう」
と言われるのでは受け止め方も全く違います。
そしてそれが毎日のことであれば、信頼度は全く変わってきます。
そのためにはまず、「お礼をいう習慣」「人に丁寧に接する習慣」をつけることだと管理人は感じます。
まずは一ヶ月、「普段お礼を言わない人にお礼を伝える」ところから始めてみてはいかがでしょうか。
では、今日はこの辺で。
明日は「地方中小企業のミドル層がビジネス書を有効活用する方法」を予定しています。