面接でこれだけは聞きたい二つの質問

こんばんは。SMEです。

今日は昨日の発展で、「面接でこれだけは聞いておきたい!という二つの質問を管理人の経験からご案内します。

 

 

面接に「絶対」はないが…

当然ですが企業理念や業態、採用するポジションによって面接での質問は変わってきます。

そのため「これを聞いておけば間違いない」という質問はありません

しかしながらそれを理解した上で、管理人が面接で必ず聞く質問が二つあります。

それは

「あなたの夢は何か?」

ということと

「今まで部下や後輩とどういった関係を築いてきたか?」

ということです。

話の流れによりますが、どこかでこの二つは必ずと言っていいほど聞きます。

 

 

面接では「履歴書や職務経歴書では分からなかったこと」を聞く

管理人のスタンスとしては、

「履歴書や職務経歴書で分かることは聞かない」

という考えで面接に臨んでいます。

そもそも履歴書や職務経歴書がダメすぎたら面接まで進みませんし、分かっていることを聞くのは時間も無駄だし相手にも失礼だと考えるからです。

もちろん、

「履歴書や職務経歴書でははっきり理解できなかったので聞いておきたい」

ということは必ずありますし、それは質問します。

しかしながら、

「あなたの夢は何か?」

ということと

「今まで部下や後輩とどういった関係を築いてきたか?」

については、履歴書や職務経歴書では分からないことが多いわけです。

ではなぜ、この二つを質問するのでしょうか?

 

 

面接で必ず見るべき二点 その1

まず初めに聞く

「あなたの夢は何か?」

ということですが、これはその人が入社をゴールと考えているか、その先にゴールを見据えているか知りたいための質問です。

「もういい歳だし夢なんかない」

という人は当然ですが、そこで(管理人としては)終わりです。

例えば管理人は

  • 家族を幸せにすること
  • 一緒に働く人を幸せにすること
  • そしてそれ通じて社会に貢献すること

が夢ですし、それは年齢が行ったからといって終わりになるものでもないと思っています。

極端な話、

「いずれ起業したいのでこの会社で10年後に経営職になりたい」

というのであればそれはそれでいいと思います。

少なくとも「この人はうちで10年は頑張るつもりなんだな」と言うことが分かります。

夢というのは、いわば

現状に満足してしまっているかどうか

伸び代があるかどうか

を見るポイントです。

夢を聞かれて答に詰まる人は、「会社に入ること」を一つのゴールとしてしまっているため、転職後の伸び代がない・あっても少ない、というのが管理人の経験です。

 

 

面接で必ず見るべき二点 その2

次に

「今まで部下や後輩とどういった関係を築いてきたか?」

という質問ですが、これは単純にその人が新しい集団で人とうまくやっていけるか、協調性があるかを見たいための質問です。

面接に臨んでいる間は謙虚で腰が低い人が、入社してみると人によって態度を変えるというケースはゼロではありません。

特に面接の相手は経営職や役員などですから、応募者も自然に丁寧な対応になります。

(ならなかったらすでにその時点でNGでしょうし)

しかし中途採用となれば入社してすぐにマネジメントを任せることもあるでしょうし、多部署や取引先とやりとりをしてもらうことも頻繁に起こるはずです。

その時に

「目上の人には丁寧だが、年下や目下の人には態度を変える」

という人は好ましくない、と管理人は考えるからです。

「あんな人が中途で入ってきた」

ということで社内のモチベーションも下がりますし、顧客や取引先、多部署とトラブルを起こす可能性が高いのも、「目上にだけ丁寧なタイプ」だというのが管理人の経験です。

そのためここはあえてざっくりした聞き方にすることで、相手から極力多くのエピソードを聞き出そうとします。

管理人が覚えている例ですと、ある企業で営業部長職にあった人を面接した際に

「部下には未来のビジョンなんていらない。管理者だけがビジョンを持っていればいい」

と言われたため、「この人はないな」と思ったことがあります。

この辺は企業や人事の方向性もあるかもしれません。

「強いリーダーシップが欲しい。協調性はいらない」という考えもありかなとは思います(管理人自身はそういう企業では働きたくありませんが)

 

 

面接では「タテ」と「ヨコ」を見る

面接で意識すると良いのは、「タテ」「ヨコ」です。

「タテ」とはその人がこれからどうなっていくか? どうなりたいか? という、「本人ベース」の質問。

そして「ヨコ」というのは、その人が周囲とどう働くか? 一人だけで動くのではなく、周囲と一緒に働けるか? という「他人ベース」での質問です。

これを見ておかないと

「過去の経歴は優秀だったが新しい環境にはキャッチアップできなかった」

「個人としては非常によくできるが、周囲と揉める」

という人を採用してしまうことになりかねません。

 

それを避けるための質問はいくつも考えられますが、もし参考になれば

「あなたの夢は何か?」

「今まで部下や後輩とどういった関係を築いてきたか?」

の二つを質問してみてはいかがでしょうか。

 

 

では今日はこの辺で。

明日は「10割の力で仕事をしてはいけない」を予定しています。