新しく入った人には自分から話しかけなさい

こんばんは。SMEです。

バイト、パート、新卒、中途入社。

人は色々入ってきますが、自分から挨拶してますか?

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パーティーでのできごと

先日、あるパーティーに参加しました。

テーブルごとに分かれていたのですが、管理人以外は全員が知り合い、管理人は初対面の人ばかりという状態でした。

みなさん気を遣って色々話しかけてくださったのですが、

「もしここで誰も話しかけてくれなかったら」

と管理人は考えてしまいました。

テーブルの全員が一つのことを話していればいいのです。

管理人も聞き役に回り相槌を打つことができる。

問題は「テーブルの中でグループに分かれ、それぞれのグループが話している」という状態です。

初対面同士であればまだしも、昔からの知り合い同士が話し込んでいる中に混ざって行ける人はなかなかいないのではないでしょうか(少なくとも管理人は無理)

 

人は共通の過去があると話が弾みます。

少なくとも会話がしやすくなる。

そうでないとどうしても会話が薄くなってしまいがちではあります。

 

 

新入社員は孤独である

似たようなケースが、新入社員が入ってきたときです。

もちろん正規雇用でない非正規雇用、パートやアルバイト、派遣社員や臨時社員であっても同じですし、新卒でも中途採用でも変わりはありません。

 

新入社員は孤独なものです。

ほかのみんなには共通の過去があり、普段と変わらない日常を過ごしている。

その中で一人(ではない場合もありますが)共通の過去を持たない集団の中で非日常に飛び込んでいくのです。

「そりゃ入社したんだから当然だろ」

と言われるかもしれませんが、恐らくそう言っている方も新入社員として入社し、不安な日(々)を経験しているはずです。

そうであるならば自分は新しい人が入ってきたときにその不安を無くしてあげたいよね、というのが今回のご提案なわけです。

 

 

自分から挨拶しよう

単純なことですが、新しく人が入ってきたら立場や部署にかかわらず自分から挨拶しましょう。

手前味噌ではありますが、管理人は多部署にパートさんが入ってきたときも自分から挨拶に行って会話をします。

それは一緒に働く上で当然のことだと思います。

「私は正社員だから非正規雇用の人の名前と顔なんか知らない」

「俺は課長なんだから、役職なしの中途採用は自分から挨拶に来ればいい」

「新しく入ってきた人が挨拶にきて当然」

「いちいち挨拶に行くなんて生産性が低い」

という思考では社内・チーム内の雰囲気など良くなるはずがありません。

「新しい人が入ってきたぞ!」と言ってみんなが入れ替わり立ち代わり挨拶に行く会社は素晴らしいと思いますし、入社した人のロイヤリティが高まることも疑いがありません。

 

 

役職者ほど自分から挨拶しよう

特に管理職は率先して挨拶に行くべきです。

「管理職なのに、新しく入ったパートさんにまでいちいち挨拶しに行っていたら軽く見られてしまう」という懸念は正しいとは思えません。

人は「偉そうにしている人」を「この人は偉い」とは思ってくれないものです。

人が他人を評価するのは、「偉そうだから」ではありません。

中身を見て判断するのです。

「時間がなくて本当に挨拶に行けない」のであれば仕方ありません。

しかし時間があるのに「俺から挨拶に行ったらバカにされる」と感じている人は、敬意を得られていない もっと単純な別の理由があるはずです。

管理人自身も、転職した先で役職者の方や年輩の方が自分から挨拶に来て下さると「この人は立派な人だな」と感じます。

もちろん取引先に行っても、上級管理職が気さくに話しかけてくれたり自分から挨拶をしてくれて不快に思う人はいないはずです。

役職者ほど自分から挨拶をすることで、新入社員からの自分への印象も会社への印象も上げることができるのです。

 

価値観を変えて、新しく入ってきた人には自分から挨拶に行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日はビジネスパーソンが読みたい本〜夏目漱石 草枕二百十日を予定しています。