こんばんは。SMEです。
局所的に人気の高い、管理人が生き恥をさらすこのテーマ「管理人の生態」。
恥の切り売り、第4回目となりました今回は、東日本大震災と息子の誕生です。
前回までのあらすじ
適当に上京し、適当に大学をやめて適当に働いていた管理人。
半年ほどしか付き合っていない彼女から「妊娠した」という驚きの報告を受けて結婚することになりましたが、その矢先に起こったのが東日本大震災でした。
東日本大震災の発生
その日はたまたま休みで、管理人は一人、阿佐ヶ谷の自宅でぼけーっとしておりました。
(どうでもいいんですが管理人はこの阿佐ヶ谷という街が大好きでした)
妻も里帰り出産をするため岡山の実家に帰っており、特にすることもない休日です。
しかし唐突にそれは起こりました。
突然の猛烈な揺れ。
ソファに座って本を読んでいた管理人は思わず飛び上がりました。
経験された方は覚えておいででしょうが、揺れはびっくりするぐらい長かった。
管理人はマッキントッシュが落ちそうになるのを支え、いや、こんなことをしている場合ではない! と外に出ようとし、外に出てもどこに避難すりゃいいんだ! と半ばパニック状態になったのを鮮明に覚えています。
こうなると、人間というのは本当に無力です。
当時は義父(妻の父)も単身赴任で東京に住んでおり、その時は千葉にいたのですが、のちのち会った時に真顔で「あの時は死ぬかと思った」と語っていました。
義父というのは普段から物静かで沈着冷静。
冗談にでも「死ぬかと思った」などという人ではないのです。
あの冷静な義父が死ぬかと思ったんだ…。
そう思うと改めてぞっとしたことを覚えています。
妻と連絡がついて
やっと揺れが収まり、部屋の中を見回します。
後で聞くとこの日は都内でも「テレビが倒れた」「本棚から本が飛び出した」「冷蔵庫の中身が全部出てきた」などということもあったようなのですが、幸いなことに自宅はそういったことはありませんでした。
本が多少飛び出たぐらいです。
こういう時に人がすることはだいたい同じで、管理人は滅多に見ないテレビのスイッチを入れました。
すると飛び込んできたのは、仙台市内で河が逆流するショッキングな映像でした。
慌てて妻に連絡するも繋がりません。
メールを送ったり電話をかけたりして、やっと連絡がついた妻は焦燥しきった様子でした。
この時に何を話したかはっきりは覚えていないのですが、一つだけ覚えていることがあります。
それは、「東京でこれ以上大きな地震が起こった時、これから生まれてくる子供と妻を守るのは無理だ」ということでした。
もちろんこれはあくまで管理人の感想です。
実際に東京に住んでいる方はたくさんいるわけです。
しかし管理人はヘタレなのです。
住んでいた辺りが特に住宅が密集していたこともあり、地震で電柱が倒れてきたり、火事が起こった際に妻子を守れない! 俺は! と早々に東京からの離脱を決意したのでした。
すでに4回となったこの記事ですが、あまり続けすぎると本来のブログの趣旨を忘れてしまいそうです。
続きはまたしばらく経って、このテーマへのアクセス数が多いようでしたら書かせていただきたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
明日は「優しすぎて人の人生を背負ってしまうあなたへ」を予定しています。