こんばんは。SMEです。
今日は昨日の続き。
具体的に「ビジネスパーソンはどのように香水を使えばいいのか?」を考えます。
ビジネスパーソンが香水をつけるときに気をつけるべきこと
まず気をつけなければならないのは、
「我々ビジネスパーソンは、あくまで臭いを抑えるために香水を使うのだ」
ということです。
これを間違ってしまうと、エレベーターの中などで出くわす「香害」おじさんになってしまいます。
そうならないためには
- 香りを選ぶ
ことはもちろん、
- 香水をつけすぎない
ことと
- つける部位を選ぶ
ことが大切でしょう。
どんな香水を使えばいいのか?
まずは「どんな香りを選べばいいのか?」ということですが、これは正直に言いまして季節や服装、仕事によっても変わってきます。
万人がこの匂いなら好きだしビジネスシーンでOK、という香りは多分、存在しません。
昨日お伝えしたように柑橘系の香りは比較的万能ですが嫌いな人もいないわけではなく、またきつすぎると鼻につく上に「秋冬には向かない」という弱点があります。
こういった場合についつい「自分の好きな匂い」を選んでしまうのですが、あくまでビジネスシーンでの使用を考えること。
できれば奥さんや友人、あるいは会社で仲がいい人などに付き合ってもらい、デパートの香水売り場などで相談してみてください。
あるいは会社帰りにご飯でもご馳走して、社内の若い女性たちに付き合ってもらうのもお勧めです。
一つだけ言えるのは「安い香水は使わない方がいい」ということ。
ドラッグストアの男性用化粧品コーナーやディスカウントショップなどで大量に陳列してある香水は、香りも人工的ですし10代のうちしか使えない匂いです。
「安いからとりあえず」と思わず、ちゃんとした香水を使いましょう。
つけ過ぎない
また、言うまでもありませんが香水はつけ過ぎないことが大切です。
これはビジネスシーンだろうがプライベートだろうが同様です。
もしビジネスシーンで香水をつけることにハマり、プライベートでも香水をつけることになったとしても、「つけ過ぎない」ことは充分に気をつけてください。
特に毎日同じ匂いの香水をつけているとそうですが、鼻が麻痺して自分では匂いに気づかなくなります。
しかしワンプッシュすればしっかり匂いはありますので、
「あれ? 何だか匂いがしなくなったな」
などと香水をつけ過ぎないように心がけましょう。
俗に「ハグされないと気づかれないぐらい」が適正なつけ方だと言います。
管理人は
「喫茶店で一緒にコーヒーを飲んでいる距離」
でうっすら香るぐらいが適正だと思っています。
伴侶や友人など忌憚のない意見を言ってくれる人に協力してもらい、「離れていてもすぐ分かる」といったことにならないよう気を配ってください。
つける部位を選ぶ
香水をつける上で最後の難問が
「どこにつけるか」
ということです。
よく手首にプッシュして擦り合わせている方がいますが、これは香りも変わりやすい上に匂いが強くなりやすく、手を洗うことで香りも消えてしまいとロクなことがありません。
また首の周りや耳の裏などは自分ではすぐに鼻が麻痺して匂いが分かりにくくなるものの、周囲にとっては香りがきつ過ぎます。
夏場やもともと体臭がきつめの方は脇の下につけるという方法もあります。
(管理人も夏場はプライベートだとたまにやる時があります)
しかしこれも匂いが変わりやすく、かつ消えやすいです。
そのためビジネスシーンでの香水は、腰から下につけるというのを鉄則にすべきです。
腰でも構いませんし、膝の裏やくるぶしもお勧めです。
洗濯を考えると、毎日同じ香水をつけるのであれば膝の裏やくるぶし、日や月によって香りを変えるのであれば腰がいいでしょう。
自分では匂いが分かりにくいと思いますが、近くにいるとうっすら香ります。
ワンプッシュ、香りが薄いも香水を使う場合でも左右にワンプッシュずつにしてください。
もう一度、「何のために香水をつけるのか?」
念のためですが、最後にもう一度。
我々ビジネスパーソンが香水をつけるのは、「体臭で相手を不快にするのを防ぐため」です。
香水をつけ過ぎては本末転倒ですし、また香水をつけているからといって身だしなみの手を抜いてもバレにくいということではありません。
今まで香水を使わなかったビジネスパーソンが香水を使い始めると
- ハマってしまい香水をつけ過ぎる
- そのほかの身だしなみがおろそかになる
どちらかのケースが多いように見受けられます。
「俺、何のために香水をつけてるんだっけ?」と自問しながら香水を使いましょう。
では今日はこの辺で。
明日は「指示したタスク、管理してますか?」を予定しています。