スマホを置いて外へ出よう

何だか寺山修司の本みたいなタイトルですが、たまにはスマホを置いて散歩でもしてみませんか?

「情報を受ける」ことばかりしていると、アウトプットがしにくくなりますよ。

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スマホに依存していませんか?

見出しを見てぎくっとされる方もいるかもしれません。

スマートフォンを手放せない。

ちょっとしたことでもすぐ検索して調べてしまう。

用もないのに画面を開いてしまう。

スマートフォンは便利なものではありますが、便利なだけについつい頼ってしまいがちです。

電子マネーも入っていて、チャットツールやメールもスマートフォンで確認。

「財布を忘れても何とかなるけれどスマートフォンを忘れたらどうにもならない」という人もいるはずです。

見ていると、同僚とのランチの間でもずっとスマートフォンをいじっている人もしばしば目にします。

スマートフォンが手元にないと不安になってしまう。

それはもう依存状態だと言えます。

 

 

「何かしている感覚」から離れよう

スマートフォンというのは多機能で便利なデバイスです。

その上、手のひらサイズで持ち運びも容易である。

だからこそ外出先や人によってはトイレ・お風呂などでもネット閲覧などをしてしまいがちです。

ちょっとした空き時間であればまだしも、「ネットを見たりチャットをしたりゲームをしたりしている内に、何時間か経っていた」ということもあるでしょう。

 

休みの使い方が下手な人を見ていると、まとまった時間を使うのが苦手だと感じます。

掃除を始めて途中で別のことに気づき、ちょっとお茶を飲んでネットを見て、また掃除を始める…

「今日は休みだからのんびりしよう」と意識しているのであればいいのですが、一日が終わってから「今日は何となく掃除をしただけで終わってしまった…」と落ち込んでしまいがちなものです。

エネルギーを一点に集中させることができず、散発させてしまうわけです。

しかし「何か」はしているからこそ、「こんなことはしていられない!」と焦りにくい

寝るときやお風呂に入るとき、思い切って休むときはしっかりその時間を取ればいいのです。

意識的に休むことでエネルギーの散発を防ぐことができます

 

 

スマートフォンを置いて出かけよう

スマートフォンもこれと同様です。

スマートフォンでは様々なことができますし情報もたくさん得られる。

しかしその分、どうでもいい情報だけを浴びることにもなりかねない。

これではインプットにもならないしアウトプットもできません。

スマートフォンで情報を得ることから離れ、自分の頭で考える時間を作る必要があります。

 

そうは言っても、いきなりスマートフォンを置いて一日外出することは現実的ではないはずです。

また、家にいながらにしてスマートフォンの誘惑から逃れることも難しいでしょう。

 

ここは一つ、休みの日に数十分でもいいのでスマートフォンを置いて散歩に出かけましょう。

考え事をしたり、普段は目に止めない草花に目を止めて季節の移り変わりを感じたりすることで、「自分が何を考えているのか」「ジャンクな情報から離れて本当に知りたいのは何なのか」を考え直すことができます。

ご家族がいる方は、ご一緒にスマートフォンを置いて近所を散歩してみるのもいいかもしれません。

ぜひ一度、スマートフォンから離れる時間を作ってみてください。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は「日本の文化を学ぼう」を予定しています。