先日、社内イベントの幹事を務めました。
終わってみて改めて「社内イベントをする意義」について考えさせられました。
懇親会の幹事をしてみて
先日もちょっと書いたのですが、管理人は今月(四月)の頭に社内懇親会の幹事を務めました。
とは言いましても管理人一人ではなく三名での共同幹事。
管理人はアイディア出しの手伝いと当日の司会進行などをやっただけで、業者への手配や社内の調整などはほかの二人が行ってくれました。
言い訳をするわけではありませんが、管理人は今の会社に転職して二ヶ月ほどしか経っておらず、過去の慣例やら不文律やらルールが分かっていなかったこともあり、ひとまずはお手伝いというレベルで幹事をやってみたのです。
百名程度が集まる懇親会に参加するのは久しぶりで、しかもその規模で幹事を務めるというのは初めての経験でしたが、実際に懇親会をやってみて初めて「企業にとってイベントというのは必須なのだなぁ」ということ、また「イベントの趣旨・やり方で効果は大きく変わるのだなぁ」ということを改めて考えることができました。
イベントにはコンセプトが必要だ
どうもこの言葉にはいまいち慣れないのですが、しかしあえて言うならば社内イベントに必要なのは何よりもまず「コンセプト」ではないでしょうか。
そういうと大げさですが、やはり懇親会なりあるいは会社運動会でも忘年会でも何でもいいのですが、管理人の経験上「今までやってきたから今年もやります」ではどんどん参加率が低くなるか、あるいは嫌々参加はするもののいまいち盛り上がらないか、はたまたその両方になってしまうかです。
それはやはり「何のために社内イベントを行うのか」つまりは「この社内イベントを通して何を実現したいのか」が明確ではないためであると思われます。
コンセプトは「大義名分」でもいい
極端なことを言えば、コンセプトは「大義名分」であってもいいのです。
現実的に「懇親会を通して全員が親交を深め、誤解・わだかまりを解いて業務効率を格段に向上させる」などということができるはずはありません。
しかしながら「今回の懇親会は、あくまで社員同士が交流を深めることがコンセプトなのだ」と決めれば、少なくとも全員が決まった席に着座したままで幹事の出し物を見て、ビンゴやら抽選会で賞品を当てて、近くの人としか話さずに終わるなどというものにはならないはずです。
大切なのは「何のためにイベントをするのか」を考え、それに合わせた内容・やり方にすること。
それによって社内イベントは有効になったり、逆にマイナスになったりもするのです。
それでは今日はこの辺で。
明日は「平成の終わりに」を予定しています。