外に出てちょっと視点を変えてみると、様々なことに気付かされたりするものです。
お花見に行った
みなさんは今年、お花見に行かれましたか?
管理人は少し前に、会社の人に誘われて岡山市にある後楽園周辺でお花見をしました。
実は桜の季節にはまだちょっと早く、まだ蕾の花もちらほらで五分咲きまでも程遠い状況。
風も強くてお花見にうってつけとは言えない日ではあったのですが、それでもたくさんの人々がお花見を楽しんでいました。
場所取りは他の方がして下さっていたため管理人は集合時間より少し早めに着いてぶらぶらしていたのですが、ふっと思ったのです。
「外国の人が多いな…」
外国人労働者の増加
それもそのはず。
岡山県はもともと外国人労働者の数が比較的多いのですが、その数は年々増加しているのです。
https://jsite.mhlw.go.jp/okayama-roudoukyoku/var/rev0/0117/7156/2018130114812.pdf
特に製造業や建設業などではその比率も多く、また今後はさまざまな法律の改正・整備も伴い、その数はどんどん増えていくと思われます。
それがいい・悪いではなく、少子高齢化が止まらない状況では外国人労働者が増加していくことは当然と言えば当然であると言えるでしょう。
介護や医療の現場などは深刻な人手不足が続いていますが、なかなかその改善も難しい状況です。
少子高齢化が進めばその状況というのはさらに悪化の一途をたどるでしょう。
サービスを受けたい人は増えるのにサービスを提供できる人がいない。
この問題は例えば運送業などでもずっと続いている問題ではあります。
視点を変えて考えてみる
もちろん一人で悩んだところで少子高齢化を解決することはできません。
それどころか業界の問題を解決することも、自社の人手不足を解決することすらも難しいのが現状ではあります。
一つだけ言えるのは、休日だからと完全に頭を休ませるのではなく、ちょっと注意して周囲を見ることで何かに気づくこともあるということです。
管理人自身も岡山に外国人労働者が多いということは理解はしていましたが、実際に花見に行って周囲を見回すことで、これだけ外国人労働者が多いのか! と驚かされました。
また、花見で外国人労働者が多いのは、「今は休日に会社のメンバーで集まることが少なくなった」ということもあるでしょう。
管理人が子供の頃は父に連れられて会社の人たちと海に行ったりということもよくありましたが、今はそういったことは減っています。
休日のお花見に「外国人労働者を交えた会社のお花見」が多いのは、外国人労働者の方々は「次の日曜は会社の花見に行こう!」と誘われているからかも知れません。
またそのことにも「外国人・日本人と分け隔てをせずに一緒にイベントをする」といういい面もあれば「外国人労働者だからこそ、参加したくなくても休日の会社イベントが断りにくい」という悪い面もあるのでしょう。
ものごとは漫然と眺めているだけでは分かりません。
ちょっと立ち止まって考えることの大切さを改めて実感した一日でした。
それでは今日はこの辺で。
明日は「妻に感謝」を予定してます。