自分の感覚で話さない

自分は間違っていると思いながら持論を述べる人はいません。

だからこそまずは自分の感覚を見つめ直して欲しいのです。

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自分の感覚で話していませんか?

管理人が数社でよく見てきた例から話させてください。

 

中堅どころの社員に多いのですが、上・会社自体に対しては

「時間外労働が多い!」

と不平不満を言いながら、若手や新入社員に対しては

「あいつらは残業もしないでさっさと帰る!」

と文句を言う。

つまりは「時間外労働」という一つのものに対して、

あまりにも「自分の感覚で話さない」というテーマにぴったりすぎる例ですが、本当にそういうことはままあるのです。

 

管理人が昔やっていたブログでは別の話として書いたのですが、国の失政報道を目にして

「政府は何をやってるんだ!」

と怒っている人が福島第一原発の報道を見て

「国が大丈夫と言ってるんだから大丈夫だろう」

と考える。

相手は同じ国なのですが、これも似たようなケースだと思うのです。

 

つまりは同じものを対象としながら、見る角度によって判断を変えてしまう

そしてその判断が自分の感覚だけを拠り所としているというわけです。

 

 

感覚によるバラツキは他人の不興を買う

当然ですが、こういった発言が多いと不興を買うことになります。

それはそうです。

これはつまり、残業を例にすれば

「自分の考える残業量が適正である」

ということなわけです。

上が指示してくる量は多すぎるし、若手の残業量は少ない。

そんなことを言われても、はいそうですねと受け入れてくれる人はいません。

こういった人は往々にして「自分だけが忙しいのだ」と思ってしまいがちでもあります。

 

このブログを読んでくださる方の中にはそういう方はいないでしょう。

しかしもしも周囲に「自分の感覚で話しているため、発言にバラツキがある」という人がいれば、その発言を少しでも是正するようにしてはいかがでしょうか。

 

正面切って「あなたは自分の感覚で話している」と伝えることは難しくても、相手の発言を肯定しながら少しずつ軌道修正していくことはできるはずです。

例えば「確かに残業は多いのだから、まずは若手を早く帰らせるところからスタートしよう」でもいいでしょう。

一方を受け入れれば、相対する発言を否定することは可能です。

まずは小さなことから始めてみましょう。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は「机に小銭を入れておこう」を予定しています。