時間は有限です。
分かってはいても、自分の時間の流れ方と他人のそれを同一視してしまうことは多いものです。
時間の使い方は人によって異なる
私ごとですが、管理人は最近転職をしました。
これがめちゃくちゃ忙しい。
業界的にも今までと異なりかなり堅い業界なのですが、本当に忙しくて毎日目が回りそうなわけです。
定時で帰れることは滅多になく、その上、帰ったら家で業界の勉強をしなければなりません。
それ自体は別にまったく構わないのですが、問題は残業をして帰ると勉強をする時間がないということなのです。
管理人はどうしても8時間寝ないと次の日眠くて仕方なく、仕事のパフォーマンスが格段に下がります。
ところが7時には出勤しているため、20時まで残業をするとあとは帰って風呂に入ってすぐに寝たいなぁ、というところになってしまうわけです。
これに対して「そんなに睡眠時間を取らなくてもいいはずだ」という声が上がることは分かります。
6時間強がサラリーマンの平均睡眠時間でしょう。
5時間程度しか寝ていない方もたくさんいるはずです。
実際に管理人も若い頃は6時間半程度の睡眠で仕事に行っていました。
ですがやはり、仕事のことを考えると、8時間睡眠にすることではっきり仕事の能率を上げられるのです。
そう考えると睡眠時間を確保することは仕事のために大切なわけです。
違いを認め、受け入れる
管理人は他人に対して「自分は仕事のために8時間睡眠を心がけているのだから、あなたも8時間睡眠にしなさい」と言うつもりは毛頭ありません。
6時間で足りる人もいれば、9時間寝ても足りない方もいるでしょう。
一律に「8時間睡眠が適切だ」ということではないのです。
「6時間睡眠で足りている人もいる。お前が8時間寝ないと足りないのは根性が足りないからだ」
というのは、
「100メートルを10秒以内で走れる人もいる。お前が10秒以内に走れないのは根性が足りないからだ」
ということと変わりがありません。
肉体的な限界を超えることは難しいですし、その限界は人によって異なるのです。
睡眠だけを取ってもそうですが、もちろん人によってプライベートな時間の使い方も異なるわけです。
単に「仕事が終わったら自分のことをしたい」ということではなく、子供の手が離れていなくて家のことをしなければいけない人もいれば介護をしている人もいる。
仕事と生活は表裏一体ではありますが、全員が全員「仕事のために生活がある」わけではないのです。
だからこそ「時間の使い方は人それぞれである」ということを理解し、他者を受け入れること。
企業の発展のためにも、自分たち自身が成長してくためにもそれが必要ではないでしょうか。
それでは今日はこの辺で。
明日は「アイロンは自分でかけよう」を予定しています。