こんばんは。SMEです。
実は管理人、一応ですが士業の資格持ちなのです。
中小企業で働きながら資格を取った
管理人は数年前、独学で行政書士の資格を取りました。
難関資格をお持ちの方から見れば「行政書士かぁ」という感じなのかもしれませんが、本人としては生まれて初めての勉強経験です。
主観ですが、好きなことだけやっていたら何となく入れてしまった早稲田大学第一文学部の入試に比べ、行政書士試験の方がよほど難しかった気がします。
なぜなら、法律というのは「意識せずに勉強することが難しい」からです。
管理人が得意だった英語やら国語は
「洋楽を聞いていたら自然に英語が身につきました」
「本を読んでいたらいつの間にか読解力が身につきました」
という可能性があります(管理人自身もそうでした)。
しかし法律というのは、パラリーガルの方や行政機関にお勤めの方など一部の方を除いて日常生活で詳しく知ることがありません。
そのため、自分から意識的に「学習」をしなければ身につかないのです。
働きながら資格を取る難しさ
取得したい資格が何であれ、結局のところ「働きながら資格を取る」ことの難しさは上記の点に集約されます。
つまり、「意識して勉強時間を作らなければいけない」のです。
単純に「働いているため時間がない」という問題もありますが、「取得したい資格」と「現在働いている仕事」の関連性が高ければ、労働時間の長さはデメリットにならないはずです。
むしろ、「労働時間内にたくさん勉強ができる」というメリットにすらなるかもしれません。
しかし関連性が低ければ、たとえ取得が容易な資格であっても意識的に
「さぁ勉強をしよう」
という時間・環境を作らなければなりません。
特にミドル層になると仕事も忙しく、プライベートでもニュースや書籍で情報を得たり、付き合いで出かけることもあるでしょう。
また過程があれば家族サービスの時間も必要ですし、そもそもゆっくりする時間だって欲しい。
「自分が勉強をするための時間を取得する」というのが難しくなるのです。
働きながら資格勉強の時間を確保するにはどうすべきか?
働きながら資格を取るためには、とにかく「毎日自分の勉強時間を確保する」ことが必要です。
「できるときに勉強して、何年かかけて資格を取ろう」という発想もありかもしれませんが、毎日が忙しいと結局「勉強できた日」と「勉強できなかった日」の落差が大きくなりすぎ、知識は身につきません(管理人の経験)。
30分でもいいので毎日きちんと時間とペースを決め、その勉強時間は絶対に確保すべきです。
その結果として「毎日1時間しか勉強時間が確保できないから、このペースであれば2年かかる」ということであれば、2年で資格が取れるようにペースを配分すべきでしょう。
「休みの日にまとめて勉強する」というのは、資格の難易度が上がれば上がるほど無理が生じてきます。
それよりも、休みの日でも「普段より少し多め」ぐらいのペースを維持できるようにした方が知識は定着します。
まずはテキスト・問題集を「一日にどれぐらいのペースでやればいいのか?」を把握し、それに対して必要な時間を確保すること。
それが働きながら資格を取得する近道だと言えます。
それでは今日はこの辺で。
明日は「中小企業で働きながら資格を取るメリット」を予定しています。