したいことをして評価されるには

こんばんは。SMEです。

したいことだけして評価されたらそれが一番です。

とはいえ、勤め人にとってしたいことを仕事にするのは大変です。

ではどうしたらいいのでしょうか?

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やりたいことだけやって評価されたい

「やりたいことだけやって評価されたらなぁ」

勤め人ならぼんやり思ってしまうことではあります。

 

確かにやりたいことだけやって評価され、待遇もどんどん上がっていけばそれに越したことはない。

モチベーションも上がりますし、自分としては生産性だって上がります。

しかし集団で働いている以上そういうわけにはいかない。

うんざりしながらデータ入力をしたり、いやいやながら苦情対応をしたり、溜息混じりに上司に報告書を書いたりしなければいけないわけです。

 

しかしながら、「やりたいことだけやって評価される」のは、中小企業の場合不可能ではありません

 

 

社内に自分だけの居場所を探す

管理人の場合、単純作業の管理者として入社した前職で

「毎日こんな単純作業の監督だけしているのはつまらない」

と考えました。

そのため自分で「現在の社内に足りていないもの・必要なものは何か?」を考え、「それは自分にとって興味があり、実践できそうか?」を検討しました。

 

管理人の場合は

  • 各部署間の連携が取れておらず不要なコストがかかっている(コストを押し付け合っている)こと
  • 法務部門がなく、実際に他社とトラブルが発生していること
  • 営業推進部門に対して、カスタマーサポート部門からのフィードバックが行っていないこと

を問題視し、業務の合間でそれぞれに対するレポートを作ったり、法律関係の資格を取って社内で発言を増やしたりしました。

 

レベル的にどうだったかは何とも言えない部分はありますが、少なくともそれで年間コストが数百万単位で下がったり、他社とのトラブルが解消されたり、ある部門での売り上げが伸びたりしたことは事実です。

 

こうなってくると中途入社だろうが派閥に属していなかろうが社内にある程度のインパクトを与えることはできます。

先達がいなければ自分がリーダーになれますし、それが多岐にわたって密接にリンクしていれば「自分だけの居場所」を手にすることができるわけです。

 

やりたいことをやるためには自分の時間を犠牲にしなければならない

 

社内で「自分にしかできないこと」を作り、それで結果を出せば「自分だけの居場所」を作ることができる。

そうなると当然評価は上がります。

そしてそれによる利益が大きければ大きいほど、自分で作り出した業務に時間を割くことができるようになるわけです。

 

ただしそのためにはまず先に自分の時間を犠牲にする必要があります。

 管理人も法律の勉強はそれなりに時間がかかりましたし、マーケティングの勉強をしたりあるいはコストの原因について業務時間外に分析したりしました。

言わずもがなではありますが、これはあくまで自主的にやることなわけです。

そのため自分の時間を使い、結果を出すことで徐々に「業務時間内のインプット」ができるようになってくる。

そのためにはまず先に自分の時間を犠牲にする必要があるわけです。

 

「今の仕事がつまらないから」「毎日のタスクが単調だから」と短期的に考えるのではなく、長期的な視野で「したいことをして評価される」ようになりましょう。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は「欲望する『ことば』 〜最近読んだ書籍の紹介〜」を予定しています。