夢はありますか?
同年代の人にこう聞くと、反応はふた通りに分かれます。
面接で「夢」を聞く理由
以前も書きましたが、管理人は採用面接で必ず
「将来の夢は何ですか?」
と聞きます。
これは別に「御社でこのようなことをしたい」という話を聞きたいわけではありません。
特に中途採用の場合に重要視しているのですが、その人がまだ「終わっていない」かを知りたいのです。
「中途採用でこれぐらいの会社に入って、これぐらいの給料がもらえたらあとはいいや」
という人は採用したくないなと思わされるのはもちろんですが、「最低でも経営幹部にはなりたい」など、キャリアのことしか答えてくれない人も管理人はマイナス評価をします。
人は企業の中だけで生きるものでもありませんし、また夢とは自分だけのことではないと思うからです。
管理人の夢
管理人の夢は単純です。
まず一つは家族を幸せにすること。
そしてもう一つは、一緒に働く人を幸せにすること。
その先に地域貢献や社会貢献ができたらいいなとは思っていますが、まずは前述の二つが最低限です。
単純な割に漠然とした夢ではありますが、「幸せ」とは何なのか考えると難しいものです。
金銭的に豊かでも、それが家族にとって幸せだとは限りません。
「お金はあるけれど家族はバラバラ」という家庭だってあるはずです。
また「一緒に働く人を幸せにする」というのも難しい。
利益を上げれば経営者は幸せになりますが、そのしわ寄せが従業員たちにのしかかっては幸せではありません。
そして「一緒に働く人」とは取引先なども含むわけで、考えれば考えるほど「人を幸せにする」とは何と難しいことかと思います。
しかし難しいからこそやりがいがありますし、できると思っているから夢として語っているわけです。
あなたの夢は何ですか?
面接でもそうですが、同年代あるいは年上・年下の友人知人に
「夢は何?」
と聞くとタイプは概ね二つに分かれます。
まずは、将来の夢をためらうことなく語れる人。
「将来は子供達のためにボランティアをしたい」
「こういうビジネスで起業したい」
など、青臭いといえばいえる夢を語ってくれる人です。
もう一つのタイプとしては夢がない人です。
このタイプには色々いるのですが、「夢!? もう社会人なのにないよ!」と驚く人もいますし、あくまで現実的な「役員になりたい」という願望を伝えてくれる人もいます。
こう書いていて思い出したのですが、以前面接をした大手企業の課長さんは「人生の目標はありますが、夢というものはありません」とおっしゃっていました。
ただ管理人としては、数値やロジックを積み重ねていけば叶えられる「目標」だけの人生よりも、叶え方がはっきり分からなくても誰かに熱く語れる「夢」がある人生の方が楽しいのではないか、と思います。
人は夢を語るとき、目を輝かせて色々なことを話してくれます。
管理人としては面接でそれを見たいのです。
あなたには夢がありますか?
コメントやTwitterのリプライなどで、ぜひあなたの夢を教えて下さい。
それでは今日はこの辺で。
明日は「ミドルと親孝行」を予定しています。