頭で考えることはもちろん大切です。
しかし体を動かし、同じことを反復して初めて見えてくるものもあるのです。
毎日の小さなこと
大したことではありませんが、管理人は毎日、始業時間の90分前に出勤しています。
職場に着くとオフィスのロールスクリーンカーテンを開けます。
前にも書きましたが、ロールスクリーンカーテンを開けるだけで大体4分から5分程度かかります。
そして次にトイレを掃除します。
トイレ掃除といっても建物自体が大きく、男性トイレだけで5箇所あるため、掃除だけでも30分はかかります。
掃除の時間は別にありますし、朝のうちにできることも限りがあるため小便器と大便器を磨いて床を拭き、手洗い場を綺麗にするぐらいですがそれでもなかなか時間を短縮することはできません。
小さなことから気づく数多くのこと
ロールスクリーンカーテンを開けていると、大きなことで言えば今日は晴れているように見えるが実際には雲が多いだとか、小さなことで言えば窓が汚れているだとか様々なことに気付かされます。
もちろんロールスクリーンカーテン自体が壊れていたり、前日にちゃんと閉めていなかったりということにも気付くわけです。
同様に、トイレ掃除にしても、全てのフロアのトイレを一人で清掃することで気付くことが多々あります。
管理人の会社では全箇所を従業員が清掃しています。
掃除の割り当ては数ヶ月単位で変わるのですが、このフロアのトイレ当番は適当だなとか、別のフロアはしっかり掃除をしているなと思うこともあります。
昨日と物の配置が変わっていたり、また繰り返すことで上達することもある。
小さなことであっても、何も学ばないということはありません。
繰り返すことで見えてくることがある
自分で体を動かし、反復することで初めて見えてくることは確かにあります。
それこそ剣術の修行や芸事ではありませんが、師の動きを真似したり手本をなぞることで体で理解することはあるのです。
もちろん、ビジネスの全てがそうではありません。
頭で考えなければなりませんし、頭で考えないとできないこともある。
むしろその方が多いでしょう。
しかしながら、体を動かして初めて見えてくるものがあることも事実。
特に人が嫌がることほど自分が率先して体を動かすことで会得するものがあることを忘れたくないものです。
それでは今日はこの辺で。
明日は「採用計画、立てていますか?」を予定しています。