他人の課題に口を出すな

こんばんは。SMEです。

みなさん、お互いに「余計なこと」に口を出して人間関係を無駄に悪化させていませんか?

 

 

大人の付き合いあるある

友人「最近仕事忙しい?」

管理人「いや、転職してさ」

友人「はぁ? また? お前さ、ちょっと我慢しないとダメなんじゃないの? 仕事ってそんなもんじゃなくない?」

 

これは管理人と友人の会話です。

この友人は管理人の親友とも言える男ではあるのですが、恥ずかしながら管理人はこのやりとりをしてちょっとムッとしてしまいました。

さりげなく話題を変えようとしたのですが、友人は

「言っとくけどお前、俺ならお前みたいなやつ使わないよ」

と話を続けてくるわけです。

困ったなぁ、と心の中でため息をつきながら、管理人は相槌を続けました。

 

 

30代も半ばになれば、みんな「大人」である

心配してくれるのは分かるのですが、管理人には管理人の考えがあります。

「一箇所でずっと働くのがいいことだ」

と考えている人と、

「転職は悪ではない」

と考えている人では考え方が違うだけであって、どちらが正しいとか間違っているということではないと管理人は思います。

管理人にとって働くということは自分も含めて周囲をハッピーにするということであり、

「つまらない仕事をお金のために我慢して続ける」

という選択肢はありません。

ただ、状況によってそれをせざるを得ない人がいることも理解しています。

住んでいる地域に仕事がない、縁故採用で辞められない、家族が転職に反対している。

そういった人に

「転職しろ! つまらない仕事を続けるなんて無意味だ!」

と叫ぶつもりは毛頭ありません。

30代も半ばを過ぎればみんなある程度大人です。

それぞれ人生や価値について考えが固まってきます。

会社でも経験が増え、部下もでき、取引先の偉いさんとも話すことが増える。

自分の考えに自信もつきますし、自分の考えが正しいと思ってしまいます。

しかし、その分だけ周りも同じように経験が増えているわけです。

 

 

責任が取れないことに口を出してはいけない

部下や後輩、あるいは友人や家族にもアドバイスをしたり助言をすることはあるでしょう。

もちろん求められたらすればいいのですが、基本的に

「求められていない助言はすべきでない」

と管理人は考えます。

相手の言動によって迷惑を被っているのであれば別です。

最初の例でも、管理人が友人に

「転職して金がないから貸してくれ」

とでも言ったのであれば怒られて当然です。

しかし何も被害を受けていないのに

「あなたの行動は間違っている。正しいのは自分の考えだ」

ということで人間関係が悪化する例を管理人は何度も見てきました。

極論を言えば、戦争というのはそれが原因で起こるわけです。

どっちも自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ。

ドラえもん

 

部下や後輩に対してなど、ついつい「生き方」を説いてしまいがちです。

特に酒席などではそうなってしまいがちでしょう。

しかし仮にあなたが良かれと思ってした助言で彼らがより不幸になったとしても、責任を取ることはできません。

他人の人生を背負うことはできないのです。

 

仕事以外のアドバイスは、相談された時だけに留めた方が良いでしょう。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は「スカウトをもらった」を予定しています。