家事を手伝ってストレスを減らそう

こんばんは。SMEです。

既婚男性のみなさん、家事手伝ってますか?

家事を手伝うとストレスが減りますよ!

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家庭内のストレスが減る

当たり前のことですが、男性サラリーマンが家事を手伝えば家庭内のストレスは減ります

それはそうです。

「共働き」と言いながら女性だけが家事の負担をしているようでは、家庭内におけるストレスの総量は減らないどころか増える一方です。

もちろん「料理をするがそれ以上に台所を汚す」という「男の料理」はNGですが、女性にばかり家事の負担を押し付けるのではなく率先して家事を負担しましょう。

便宜的に家事を「手伝う」と書きましたが、望ましいのは「分担する」という意識です。

「メインはカミさん、俺はたまにお手伝い」という気持ちではなく、家庭内におけるタスクとして一定の家事を負担したいものです。

 

 

仕事のストレスを忘れられる

管理人は料理も掃除も洗濯も好きですが(皿洗いと裁縫は嫌い)、家事をする上でもう一ついいところは「仕事のことを忘れられる」ということです。

家事はやることがたくさんあります。

料理など特にそうですが、ゴールを決めてしっかりとプロセスを組んで行かなければうまくいきません。

時間の管理も必要です。

そのため、家事をしている間はそれに没頭し仕事のこと、仕事のストレスを忘れられます

確かにぼけっとテレビを見たりネットサーフィンをしたりすることでも仕事のことは忘れられるかもしれません。

しかしどうせ仕事のことから離れたいのであれば、料理を作ったり洗濯を終わらせたりすることの方がずっと生産的ではないでしょうか。

 

 

家事はやった分だけ確実に成果が出る

生産的と言えば、家事は「やればやっただけ成果が出る」ということが言えます。

洗濯物を畳むのは「自分がどれだけタスクを終わらせ、あとどれぐらいタスクが残っているか」がリアルに分かります。

料理も手をかければかけただけ美味しいものが出来上がります。

掃除だって、丁寧に拭いた窓ガラスはピカピカになります。

家事というのはやればやっただけ、自分の成果が見えるのです。

 

翻って会社での仕事はどうでしょうか。

躊躇なく「俺は自分の仕事の成果が全て可視化できている」という人は少ないはずです。

それは決してあなたの仕事の仕方がダメだということではなく、現代の仕事とはそういうものであるわけです。

モニターの中でデータと格闘したり、手応えのない人事評価面談をしたり、自分が開拓した取引先を他の人に引き継いだり。

仕事というのは一人でやるものではなく、そのため「頑張った割に最終的な成果が見えない」ものなのです。

ところが家事は、自分がやったことの成果がすぐに理解できます

この手応えは「自分の仕事が会社や誰かの役に立っているのかわからん!」というストレス解消にはもってこいです。 

 

 

家事を手伝えば、人との違いを理解できる

そしてもう一点、家事を手伝うことのメリットとして挙げたいのは「多様な価値観を理解するヒントになる」ということです。

それまでやらなかった家事を負担することで、人がやっていることの大変さや苦労が実感できます。

また、自分一人の力で家庭が成り立っているのではないことがよく分かるはずです。

 

これはそのまま、会社で働く上でも役に立ちます。

人は別部署の仕事に対してはどうしても理解がしにくく、製作部門の人は「営業部はいつでも無理な納期ばかり押し付けてくる」と思い、営業部門の人は「経理部は融通がきかない」と感じ、経理部は「制作部はコストがかかり過ぎている」と眉をひそめているものです。

これはひとえに、自分が経験していないことについて人は理解しようとしないからです。

とは言え、会社の中で「多様な価値観を理解したいから1日だけ別部門の仕事をさせてくれ」というのも難しいでしょう。

昔はジョブローテーション制度も有効に機能していたのですが、昨今はすっかり(中小企業では特に)ジョブローテーション制度そのものがなくなってしまいました。

そこで、家庭で伴侶の仕事を引き受けることで「普段自分がしていない仕事がいかに大変で時間がかかり、目に見えない苦労があるのか」を理解することができるわけです。

そうった意味でも、 家事を負担することは社内での「なぜあの部署はあんな非生産的なことをしているのか?」というストレスを減らすきっかけになります。

 

家事を負担することで減らせるストレスがあります。

まずは休日だけでも、できるところから負担してみてはいかがでしょうか。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は「管理人の生態 その3」を予定しています。