ビジネスパーソンが弱みを持つ3つのメリット

我ながら、いかにもというタイトルではあります。

しかしビジネスパーソンが弱みを持つことでメリットがあるのは確かです。

ベタな展開ですが、そのメリットを3つお伝えしたいと思います。

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弱みを持つと人の弱みも理解できる

ビジネスパーソンにとって、弱みを持つことはデメリットであると認識されているかもしれません。

そこまでいかなくても、弱みを持つことがプラスになるとは考えにくいかもしれません。

確かに同僚を蹴落として這い上がっていくような環境であればそうかもしれませんが、個人としてではなくチームとして成果を上げていくのには弱みを持つことは必ずしもデメリットにはなりません

 

その理由としてまず挙げられるのは、弱みを持つことで他者の弱みも理解できるということです。

完璧な人間は人の弱さを理解できなかったりするものです。

「弱みがある奴は去れ」という職場であれば別ですが、誰しも弱みの一つや二つはあるものです。

それが「毎日遅刻してしまう」「人の陰口を言う」などであれば別ですが、「仕事はよくできるのに整理整頓が苦手」「プレイヤーとしては優秀だがマネジメントができない」といった弱みであり、それを本人も認識して周囲も受け入れてくれれば、本人としても働くのが楽になります。

そして自分の弱みが受け入れられれば、他人の弱みも受け入れられるようになります。

 

 

弱みでコミュニケーションが円滑になる

弱みを持つことのメリットとしてもう一つ挙げられるのは、「コミュニケーションが円滑になる」ということです。

自分が苦手なこと、失敗したことをネタに笑いを取ることは周囲との関係を良好にします。

他者の失敗や苦手なことをネタに笑いをとっても、チームとしての関係は悪化していくばかりです。

自分の弱みは弱みとして認め、しつこくなりすぎない程度にネタにしましょう。

 

特に中間管理職としてチームを率いていくには、「笑い」はどうしても必要です。

とはいえ毎日まいにち面白い小ネタが頭に浮かぶわけではありませんし、他部署の人をネタに

「営業の山田さん、今月もまた成績ビリだってよ〜」

などと笑いを取っている人というのもどうかというものがあります。

自分をネタにすれば誰も傷つきませんし、また自分自身を印象付けることもできます。

何ができて何ができないのか、何が得意で何が苦手なのかを、笑いを使って伝えていくというのは高度なコミュニケーションではないでしょうか。

 

 

弱みを持てば強みに特化できる

ビジネスパーソンが弱みを持つことのメリットとして最後に伝えたいのが、弱みを持てば強みに特化できるということです。

例えば管理人はデータ入力などの単純なタスクが大の苦手でものすごく時間がかかってしまうのですが、チームで働いていると大体は「データ入力などが大の得意で時間もかからない」という人がいます。

このような場合に管理人があえてデータ入力をするのは、チームとしては生産性が下がってしまうわけです。

チームで働く利点の一つは「苦手なことを補完しあい、得意なことに力を割くことで生産性を上げる」ことであるはずです。

もちろんどうしても苦手なことをやらなければいけないシチュエーションは存在しますが、苦手なことを意識し、それを得意な人にお願いすることで自分の強みに特化することができます。

自分の強みに特化できる環境を互いに作ることができれば、チームとして、企業として生産性を上げることが可能です。

もちろんそのためには弱みを受け入れ合える風土・雰囲気を作ることが大切なのは言うまでもありません。

 

弱みを持つことは必ずしもデメリットではありません

逆に、自分の弱みを弱みであると認識できていないとしたらそれはビジネスパーソンとしてマイナスかもしれません。

また、チームとしての生産性を下げてまで弱みを克服することに躍起になるのも同様でしょう。

互いに弱みを補完し合えるチームを作りたいものです。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は「ブロガー仲間の紹介」を予定しています。