こんばんは。SMEです。
今日は「地方の中小企業とコンテンツマーケティングについて」考えてみたいと思います。
- コンテンツマーケティングなんて意味がない?
- 中小企業はどのようにコンテンツマーケティングに取り組むべきか?
- コンテンツマーケティングを自社で運用すべき3つの理由
- ぜひ社内でコンテンツマーケティングを運用しよう
コンテンツマーケティングなんて意味がない?
中小企業にとって、コンテンツマーケティングには意味があるのでしょうか?
いきなり大上段に構えた感もありますが、岡山という地方都市の中小企業で、管理人がここしばらく疑問に思ってるいることです。
管理人は老舗中小企業の経営職と話す機会があるごとに
「今後コンテンツマーケティングって考えられてますか?」
と尋ねるのですが、たいていの場合
「はっ!?」
と虚ろなものを見るような目で見られます。
一定以上の年齢の経営職の方は
「また若僧が、よく分からない横文字を出しやがって!」
というような、いまいましそうな表情すら浮かべるわけです。
そこまでいかなくても中小企業にコンテンツマーケティングの必要性など全く感じていない、という方がほとんどであり、コンテンツマーケティングとは何かくらいは分かっている方の口からも
「うちはBtoBだから、コンテンツマーケティングなんて必要ない」
という言葉が聞かれます。
しかし果たして「BtoBの中小企業にコンテンツマーケティングは必要ない」という考え方は正しいのでしょうか?
中小企業はどのようにコンテンツマーケティングに取り組むべきか?
地方にある中小企業、さらにはBtoBの地方中小企業が、コンテンツマーケティングを行う意味はあるのでしょうか?
管理人は、はっきり「ある」と言い切ってしまいます。
私ごとになりますが管理人は個人で委託を受け、複数社でコンテンツマーケティングのテキスト作成をしています。
お相手はさまざまで間に元締めの業者さんが入っていたりいなかったりするのですが、びっくりするほど地方中小企業、あるいは個人事業主の方から依頼をいただきます。
士業の事務所やガテン系の零細企業、飲食店と様々な企業がコンテンツマーケティングを取り入れているわけです。
必要性に気づいている企業は気付いているし、気付いていない企業は気付いていません。
しかし地方中小企業にとってコンテンツマーケティングは大きなメリットがあります。
また委託を受けている身でこんなことを言うのは何ですが、自社内でコンテンツマーケティングを運営することでシナジーが生まれるのです。
コンテンツマーケティングを自社で運用すべき3つの理由
管理人がコンテンツマーケティングを自社で運用すべきだと考えるのは以下の理由からです。
- 代理店では地方中小企業の特異性に特化しにくい
- 自社の強みを自社で認識することができる
- 認知度を上げることができる
順にざっくりと見ていきましょう。
まず代理店では地方中小企業の特異性に特化しにくいという点ですが、いくらプロとは言え、地方中小企業の特異性を他社にくまなく理解してもらうのは無理があります。
そのためには膨大なお金も必要です。
その上で、自社の強みを自社で認識することができるという点が、代理店に頼んだのでは生かされません。
自社の従業員がもう一度、自社の歴史や取引先、強みなどをゼロベースで学び直すことで強みを理解することができるのです。
他社に頼んだのでは表層的なものになりがちなばかりか、自社従業員が自社の強みを深く認知することができません。
自社の強みをしっかりと捉え直すことは管理職や経営職を育てる上でも役に立つでしょう。
またマーケティングとして成果を出すことも求められ、成長に必要なプレッシャーもかかってきます。
最後に認知度を上げることができるという点ですが、これは特にBtoBの企業にとっては、優秀な若手を採用する上で大変効果的です。
ぜひ社内でコンテンツマーケティングを運用しよう
もちろん、社内でコンテンツマーケティングを運用するのは大変です。
素人がテキストを書くのには時間もかかりますし、添削だって必要です。
しかしながら、ああでもないこうでもないとミーティングをする中で、スタッフが自社の強みを改めて認知する経験ができると管理人は実感しています。
コンテンツマーケティングの導入は売り上げに繋がるだけでなく、人を採用し育てることにも役立ちます。
企業の攻めにも守りにも効果があるわけです。
ぜひコンテンツマーケティングを導入し、他社に一歩先んじていただきたいと思います。
では今日はこの辺で。
明日は「なぜアルバイト・パートが採用できないのか」を予定しています。