「緩やかなコミュニティ作り」が中小企業を救う1 コミュニティの変化

こんばんは。SMEです。

これからの中小企業を救うのはずばり「緩やかなコミュニティ作り」です。

 

 

地域社会の崩壊

管理人が小学校に入ったばかりの約30年前とは異なり、地域社会はかなり多様化してきました。

(今考えてみると30年前もすでに多様化していたのでしょうが、それよりさらに)

町内会や子供会、学校行事など、自分が親となって久しぶりに地域コミュニティに参加してみると、地域コミュニティの変化をまざまざと実感します。

それは別段、管理人が生まれ育った山形から東京を経由して岡山に生活の基盤を移したからというだけではないようで、地元に残った友人からも似たような話を聞きます。

ざっくり言えば、地域コミュニティに参加する人と参加しない人の二極化がどんどん進んでいるように感じます。

積極的に参加する人は(それが自発的か仕方なくかは別として)毎回のように参加しますし、そうでない人は全く参加しない。

それが繰り返されれば、より「参加する人」だけのために地域コミュニティは機能していくわけです。

 

若い世代の変化

「なぜ地域コミュニティは崩壊したのか?」を考察していると膨大なボリュームになりそうですし、またこのブログの方向性とも変わってきてしまいます。

それにこの大きな流れの理由が分かったからといって、変化を止めることはできません。

そのためここでは理由の考察は行いませんが、中小企業がこの変化にキャッチアップしていくためには

「いやぁ、地域社会がどんどん崩壊しているな。」

人ごとのように指をくわえて見ているだけではいけない、ということはお伝えしたく思います。

 

それというのは別に、

「中小企業は地域コミュニティに参加すべきものであるから」

「中小企業は地域に支えられて存在しているから」

などといった単純なことではありません

地域社会の崩壊と、若手従業員がすぐに離職する・育たないという問題の対策は同じであると考えられるからです。

またこの問題は中小企業が今後、地方で生き残り発展していくためのビジネスモデルに対するヒントにもなると思っています。

 

つまり地域社会の崩壊を自社に当てはめて考えることは

  • 管理部門的な「守り」の部分と
  • 営業・企画に関する「攻め」の部分

両方に対して効果的であると考えられるわけです。

 

今回のテーマは何回かに渡ってお送りしていこうと思っております。

ぜひ最後までお付き合いいただけますととても嬉しいです。

ご感想などもぜひお寄せください。

(続く)